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【世界3大宗教を考える⑫】キリスト教の「原罪」について

 

12_キリスト教の「原罪」について(2分56秒)

 

人は生まれながらに罪人(つみびと)だという考え方がキリスト教にはあります。

 

この「罪」というのは法律違反というわけではありません。

ギリシャ語で「ハマルティア」と言って、「的外れ」という意味です。

つまり、神の意思に反した行動、人間が創造主である神からどんどん離れていくこと、神などいないと傲慢になること、これを聖書では罪と呼んでいます。

最初の人間アダムとイブが神との約束を破ったことから、われわれ人間には罪のDNAが埋め込まれているといいます。

これをキリスト教の言葉で「原罪」、人間が元から持っている罪と言っています。

 

そんな罪人の私たちが救われる為に、律法を守ることを重視したのがユダヤ教でしたが、キリスト教ではこう考えます。

自力で何とかすることはできません。

どうすれば救われるのか。

 

次のことを信じることです。

「私たちが生きていく上で犯す罪のすべてをイエスがかぶって、十字架上で購ってくれた、身代わりとなってくれた」

「イエスが十字架にかかったのは、私たち人類の罪を全て背負ってくれた、つまり贖罪(しょくざい)の死であった」と考えます。

 

すなわちキリスト教徒になるために必要な信仰告白は3つです。

1、イエスは私の罪のために十字架にかかって死んでくださった、贖罪の死であった

2、イエスは死んで墓に葬られた

3、イエスは3日目に蘇った

 

後にキリスト教の布教に力を注いだパウロは、人が正しいもの、すなわち義であるとされるためには、律法の行いによってではなく、イエスの十字架上の死による贖罪への信仰を通してのみだと主張しました。

これを「信仰義認説」といいます。

 

次回は三位一体について考えてまいりましょう。

 

 

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