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【日曜私塾】新学期、憂鬱な日には読書を

 

数年前から、夏休み明けの子供たちの自殺数が増えているというニュースが出回るようになりました。

統計の取り方が正しいのかどうかは分かりかねますが、学校に馴染めない子供たちにとって新学期は憂鬱な気分になるものなのでしょう。

私自身、喜んで学校に通った優等生ではありませんでしたから、その気持ちはわずかばかり分かるつもりです。

 

目の前の現実が辛くて投げ出したくなる気持ちは、若者にかかわらず人が持つ当然の感情ではないでしょうか。

それでも踏みとどまって生きていくのは、辛い思いをしているのは自分だけではないのだということ、自分はまだまだ恵まれた環境にいるのだということ、

考え方を変えれば別の風景が見えてくること、一人でも支えてくれる存在に気付いた時、などではないでしょうか。

そしてそのことはなかなか現実の生活からは掴み取れないものかもしれません。

 

だから、様々な人生を疑似体験したり、直接的なアドバイスをもらうことができる「読書」は、自分と向き合うための最高の方法だと思います。

心を落ち着かせて文字と対話をする。

それだけで様々な気づきを得ることができます。

頭に「死」がよぎったとき、手に取ってみたい本の数々。

 

<ドキュメント・エッセイ>

「夜と霧」(ヴィクトール・E・フランクル)

第二次世界大戦中、ナチスの迫害により多くのユダヤ人が虐殺されました。

中でも有名なのがアウシュビッツ収容所です。

著者は心理学者で実存主義の哲学者ですが、ユダヤ人の彼自身が体験した収容所内での記録です。

自由もなく、ただ死を待つだけの極限状態の中での人間観察が克明に描かれます。

 

とあるブロガーさんが「死にたい」という相談に対して、「まずはこの1冊を読んでからそういうことを言いなさい」と一喝していましたが、その一言が妙に腑に落ちました。

 

ほとんどの収容者が命を落とした地獄絵図の記録。

人類の、救いようのない愚かさがあぶり出されます。

ところが、著者の目は決して人類に絶望していません。

そのような極限状態の中でも、体力のある者が体力のない者をかばったり、ユーモアを発揮したりと、優しく、たくましい人間がいたことを伝えてくれます。

もしも自分が同じ立場に立たされたらおそらくそのような振る舞いはできないと思いますが、こういった人たちがいたことを知りなにか救われた気持ちになるのは私だけではないはずです。

 

 

「がんばらない」「あきらめない」(鎌田實)

 

諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生の著作です。

末期ガン患者のターミナルケア(終末医療)の記録です。

クオリティー・オブ・ライフ(QOL)という言葉はだいぶ浸透してきましたが、末期がん患者は管に繋がれて死を待つだけ、本人に告知はしない、というそれまでの終末医療を見直す先駆けとなった方です。

「最後までその人らしく生きる」決断を尊重し、見守り、手助けしてきた記録の書。

長年連れ添った夫婦の別れ、20歳前に命尽きた青年、最後までボランティア活動に身を捧げた主婦・・・。

それぞれが、それぞれの命の使い方と終わり方を自ら決め、亡くなるその日まで「その人らしく」生きた姿が描かれます。

それぞれの想い、残したかったもの、伝えたかったものを受け取るだけで、人間に対する眼差しが変わることでしょう。

 

 

「未来を拓く君たちへ なぜ、我々は志を抱いて生きるのか」(田坂広志)

悔いのない人生を送るための死生観、使命について、中学生に伝えるために書かれた著作。

私の価値観はほぼこの田坂先生の思想を受け継いだものです。

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子)

1936年、2.26事件で暗殺された渡辺錠太郎氏の娘さん。

その後シスターになった彼女が体験した様々な困難、苦労から見えた生きる意味を綴ったベストセラーです。

<詳細はこちら>

【2.26事件】ここ杉並で銃弾に倒れたある軍人の魂

 

 

「ひろさちやの般若心経88講」「「狂い」のすすめ」(ひろさちや)

お釈迦様が開いた仏教は「奇跡」の宗教ではありません。

「モノの考え方を変えれば違う現実が見えてくるよ」、という「見方革命」「正しいプラス思考」の宗教です。

生きやすくなる仏教の知恵を、面白おかしく解説してくれるひろさんの本はお薦めです。

 

 

<小説・漫画>

「蒲生邸事件」(宮部みゆき)

書評はこちらをどうぞ。

昭和11年にタイムトリップ! あなたは無事に現代に戻れるか?!

 

 

「ぼくは勉強ができない」(山田詠美)

勉強はできないけど女の子にモテモテの主人公の言動に勇気をもらうはず!

 

 

「僕は明日、昨日のきみとデートする」(七月隆文)

読み終えたら、ぜひ「きみ」の立場になってもう一度読んでみてください。

何気ない「今日」が特別な日だということに気づくはず。

 

 

「”文学少女”シリーズ」(全8巻)(野村美月)

 

ライトノベル。5巻目の内容がアニメ映画になっているのでそちらもおすすめ。

学園コメディミステリ(?)色がありますが、探偵役は文芸部部長の高校3年生天野遠子先輩。

世界中の物語を「食べちゃう」ほど大好きな文学少女が「想像力だけで」謎を解いていきます。

人間心理のすれ違いが巧みに描かれ、自分の言動を振り返るキッカケになるかもしれません。

シリーズものなので順番に読むことをおすすめします。

「”文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)」

「”文学少女”と飢え渇く幽霊(ゴースト)」

「”文学少女”と繋がれた愚者(フール)」

「”文学少女”と穢名の天使(アンジェ)」

「”文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエール)」

「”文学少女”と月花を孕(だ)く水妖(ウンディーネ)」

「”文学少女”と神に臨む作家(ロマンシュ)上・下」

 

 

もっともっと、おすすめしたい作品はたくさんあるのですが、以下にタイトルを列挙して、本日はここまで。

ありがとうございました。

 

 

<エッセイ、ノンフィクションなど>
田坂広志・中谷巌「若きサムライたちへ 10のメッセージ」
三島由紀夫「不道徳教育講座」「若きサムライのために」
寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」「さかさま恋愛講座 青女論」
美輪明宏・齋藤孝「人生讃歌」
美輪明宏「ああ、正負の法則」
養老孟司「バカの壁」
ビートたけし「そのバカがとまらない」「下世話の作法」
矢崎節夫「金子みすゞ こころの宇宙 ~21世紀へのまなざし その生涯と作品~」
童門冬二「男の器量 ”結果を出している人”この100人に学べ」
宮本延春「オール1の落ちこぼれ、教師になる」
岡本太郎「自分の中に毒を持て」
木藤亜也「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」
遠藤周作「イエスの生涯」「キリストの誕生」

<小説、漫画など>
北村薫「スキップ」「ターン」「リセット」
辻仁成「白仏」
三浦綾子「塩狩峠」
景山民夫「ティンカーベル・メモリー」
竜騎士07「ひぐらしのなく頃に」(順番に読むこと、最後まで読むこと)
堀辰雄「風立ちぬ」
手塚治虫「ブッダ」
鈴木光司「リング」「らせん」「ループ」「バースディ」(順番に読むこと、最後まで読むこと)
三田紀房「ドラゴン桜」
池井戸潤「下町ロケット」
三島由紀夫「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」(豊饒の海4部作)

やはり、ここでは伝えきれません!(笑)

 

 

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